webディレクターのキャリアプラン【現役webディレクターが必要なことを解説】
今回は、webディレクターのキャリアプランについて現役のwebディレクターである筆者が解説していきます。その他にもwebディレクターのキャリアプランを気にする人が気になる、年収や将来性、きつさなども合わせてご紹介します。大枠でいうと、webディレクターのキャリアプランは、管理職、プロダクトマネージャー、プロジェクトマネージャに分かれます。そういったキャリアプランを描くために必要なスキルや経験も解説しますね。
目次
- webディレクターのキャリアプラン
- webディレクターの将来性と年収
- webディレクターはきつい?
- webディレクターは需要が高い
- webディレクターは女性向き?
- webディレクターが目標とすべきキャリアプランとは
- webディレクターのキャリアプランに必要なスキル
- webディレクターのキャリアプランまとめ
webディレクターのキャリアプラン
webディレクターのキャリアプランについて早速書いていきます。webディレクターとは一般的に、webの制作における進行管理や要件定義を行う職種を指します。基本的には、エンジニアリング経験がある人がなるものですが、企業によってはエンジニアリング未経験でもwebディレクターをさせる企業もあります。
さて、そんなwebディレクターのキャリアプランとはどのようなキャリアプランがあるのでしょうか?一般論としては、管理職、プロダクトマネージャ、プロジェクトマネージャの3つです。それぞれどれも需要が高く年収増が見込めるキャリアプランです。
キャリアプラン①管理職(一般的なマネージャー)
最初は王道のいわゆる管理職ことマネージャーですね。マネージャーは、文字通り組織を管理する長として君臨します。おもな業務内容は、基本的には数多くのwebディレクターをまとめ育成していく立場です。
管理職の中でもまれにプレイングマネージャーなる、マネージャー自身も案件を持つ場合もありますが、あまり多くはありません。管理職の経験は、辛く厳しいものもありますが、部下が成長することを自分のことように楽しめれば楽しいと思います。また、市場価値として需要も高いので、おすすめのキャリアプランです。
キャリアプラン②プロダクトマネージャー
2点目はweb業界では、有名なポジションのプロダクトマネージャです。プロダクトマネージャは、基本的には人事権を持つ管理職と異なり、プロダクトの管理者なので事業計画や収支管理、戦略策定が主な業務となります。そのため、育成などの部分は範囲外が多いです。
web業界では人気の高い職種です。もっともポジション的に近いのが、webディレクターなので基本的にはwebディレクターが昇進する形でのキャリアプランになります。それ以外だと、コンサル出身の方がなるケースが多いので昇進キャリアと言っても過言じゃないです。花形ポジションですし、市場価値も高まりますし年収も確実に上がります。
キャリアプラン③プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャは、大型案件のプロジェクト推進を取りまとめる立場になります。管理職ではないですが、重要案件の責任者なのでwebディレクターのキャリアプラン 的には申し分ないです。
応用情報技術者の上位資格である、プロジェクトマネージャ試験はwebやIT業界で最も需要のある資格ですし、どの企業でもプロジェクトマネジメントのスキルは役立つので、プロジェクトマネージャもwebディレクターのキャリアプランとして魅力的です。
プロジェクトマネージャも年収も市場価値も高まるので、前出のプロダクトマネージャや管理職と同じような魅力があります。また、プレイヤーでありたい場合はプロジェクトマネージャがwebディレクターのキャリアプランとしては最適でしょう。
管理職、プロダクトマネージャ、プロジェクトマネージャの違い
webディレクターのキャリアプランとして管理職、プロダクトマネージャ、プロジェクトマネージャの違いでいうと、大きく求められるスキルセットが異なります。管理職としては、人材育成や組織マネジメントが中心ですし、プロダクトマネージャでは数字が中心で事業計画とその達成のための戦略構築スキルが必要です。
プロジェクトマネージャは最も専門性が高く、特定の分野のスペシャリスト的な位置付けになります。市場価値でいうとどれも変わらないと思いますが、普遍的な需要でいうとプロダクトマネージャと管理職かと思います。
また、違いはあれどもプロダクトマネージャになればプロダクトマネージャの管理職もありますから、どのキャリアプランを選択したとしても他のキャリアプランを捨てたことにはなりません。そのため、ひとまず興味の強いキャリアプランを選ぶといいでしょう。筆者的にはプロダクトマネージャ狙いです。
webディレクターの将来性と年収
では、webディレクターのキャリアプランがきになる方は、webディレクターの将来性と年収も気になると思います。それぞれ詳細に解説していきます。
webディレクターの将来性
まずwebディレクターの将来性としては高まる一方だと思います。理由としては、未だにインターネットの市場は拡大していきますし、スキルの高いwebディレクターは数少ないからです。
また、webディレクターは世界中で需要がありますし、他の職種と比較して言葉の問題が出にくいと思います。そのため、海外でwebディレクターをするという将来もありえるでしょう。
一番重要なのは、webディレクターとしてのキャリアプランとして起業するという選択肢があることですね。起業はリスクもありますが、一発当てられれば億り人になれます。典型的な例だと、ゾゾタウンの前沢社長がいます。女優とも交際できますね。
webディレクターの年収
では、webディレクターの年収はどうでしょうか?webディレクターの年収でいうと、大手企業であれば新卒で500万円程度、中小企業だと400万円くらいでしょうか?30歳くらいになると順調にキャリアアップしていれば、800万円程度だと思います。
しかし、実はwebディレクターのキャリアプランとして年収の話を持ち出すと、副業がとても美味しい年収アップの打ち手になります。どのwebディレクターでも経験年数3年程度あれば副業で美味しい思いが可能です。
webディレクターは副業したほうが得
webディレクターは、年収を気にするのであれば副業を絶対にすべきです。いろいろな業界の中でもweb業界は副業との親和性が高いですが、その中でもwebディレクターはエンジニアやデザイナーと同じくらい副業の需要があります。
筆者も副業をしていますが、副業エージェントが紹介してくれる案件の時給単価はおおよそ2500円からです。週1の土日の稼働で8時間程度毎週副業にコミットするだけで、毎月10万円のお小遣いが増えます。
webディレクターの年収が少なくてキャリアアップも難しいなーと考えている場合は、ぜひおためしください。webディレクターの副業に関しては、こちらで詳細を書いていますし、体験談もありますよ。
webディレクターはきつい?
webディレクターを語る上で良いことばかりではありません。webディレクターはきつい側面もあります。いろいろなきつさがありますが、根本的にwebディレクターの仕事は正解がありません。
研究者と同じような感じで論点を決めて仮説を考えて検証する側面が強いです。エンジニアの教科書は多いのに、webディレクターの教科書が少ないのはこれが原因です。webディレクターは自ら正解を考える仕事です。そのために、ロジカルシンキングも必要ですし、コミュ二ケーション能力も必要です。
また、多くの職種をまとめる立場なので、人間関係もきついです。多くの人と円満に関係を進めないとなりません。いわば、web制作のリーダーの立場なので前に出るのが苦手な人はきついです。
webディレクターは需要が高い
とはいえ、webディレクターはそのきつさも相まって需要は高いです。多くのweb企業では、webディレクターは基本的に正社員として考えられています。また、前出した通り、将来性やキャリアプランが豊富なのも特徴です。ここでは、正社員としての需要と副業としての需要を考えてみます。
正社員としての需要
まず正社員としての需要ですが、結論高いです。webディレクターはプロダクトやサイト運営の要職なので、売り上げに直結します。いわば、プロフィットセンターなわけです。
そのため、正社員としてちゃんとした待遇が用意されていますし、普遍的な需要があります。
副業としての需要
また、副業としての需要も高いです。今では副業解禁時代ですから、多くの副業案件がありますし、自分で起業することも可能ですよね。副業もいろいろあって、クラウドワークスで簡単にできるものから、副業エージェントと契約して長期的にコミットする場合もあります。
年収の上がりにくい時代ですから、副業で手軽に年収があげられるwebディレクターのキャリアプランは魅力的だと筆者は感じます。
副業体験談としては、Workshipフリーランス の体験談があります。
こちらも、プロの副業ホールハート の副業体験談ですね。
webディレクターは女性向き?
また先ほどwebディレクターはコミュ二ケーション能力が求められると書きましたが、女性におすすめな職種でもあります。web制作でいうと、いろいろな人とやりとりしますが、女性の方が基本的にコミュニケーション能力は高いですからね。
肉体労働でもないので体力的な心配は不要です。ブラック企業だと別ですがね。それでも女性の丁寧さや人間関係構築のうまさはwebディレクターに向いている要素です。男性では一方でロジカルシンキングで勝負することになるかと思います。
webディレクターが目標とすべきキャリアプランとは
webディレクターが目標とすべきキャリアを考えると、やはりプロダクトマネージャやプロジェクトマネージャ、管理職のいずれかだと思います。他に挙げるとすればwebコンサルか起業ですね。
この中で早めに目標を立てて、そのスキルが身につくような案件を多めに関わらせてもらえることが大事かと思います。目標設計はwebディレクターが行う基本業務なので、それを自分のwebディレクターとしてのキャリアプランで考えてみるといいでしょう。
webディレクターのキャリアプランに必要なスキル
筆者が長年webディレクターとして経験していて、キャリアパス上で必要となるスキルは大きくこの2つだと思います。1つはロジカルシンキング、もう1つは対人応力です。前者は自身の能力、後者は組織をまとめる上で必須です。
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングはwebディレクターとしてキャリアプランを構築する上で必須です。もはやwebディレクターは正解のある業務をする職種じゃないので、自らの頭脳で正解を作るしかないです。
そのためにロジカルシンキングが必須になります。これがないともはや誰もいうことを聞いてくれないです。
対人能力
2つ目は、対人応力です。これはwebディレクターのキャリアプランとして多くのメンバを束ねて組織として成果を出す場合に必須です。特に、女性は感情的で意味不明なことを行ってくるブスがたまにいるので、対人応力でそのブスさと頭の悪ささえも抱擁していくスタンスが必須になります。
これ地味に重要なので絶対に覚えておいてくださいね。男性と女性とでかなり差が出るのは事実です。これはステレオタイプな思想ではないです。事実です。ですので、webディレクターとしてキャリアプランを考えるならば、今からでも対人能力を上げていってください。
webディレクターのキャリアプランまとめ
ということで、webディレクターのキャリアプランまとめをしたいと思います。要約すると、webディレクターのキャリアプランとしては、管理職、プロダクトマネージャ、プロジェクトマネージャがメインです。
また、webディレクターの将来性も需要が高いですし副業でもっと年収を稼ぐという戦略も有効なのが特徴です。ぜひ、今webディレクターの方もこれからなりたい方もwebディレクターのスキルを磨いていってください!