webデザイナーの年収を底辺から天井へアップする方法まとめ
こんにちは、今回はwebデザイナーの年収と年収をアップする方法をご紹介します。webデザイナーの年収はweb関連職種の中で底辺と思われがちですが、働き方によってかなり変わります。底辺から天井へジャンプアップしたいと思っている方向けに、方法論を解説します。
webデザイナーの今どきの働き方というのもありまして、トレンドを抑えることでwebデザイナーならではの強みも活かしつつ年収をアップすることが可能です。
目次
- webデザイナーの年収
- webデザイナーの海外の年収
- webデザイナーの労働環境や働きやすさ
- webデザイナーの年収はなぜ増えにくいのか？
- webデザイナーの年収を増やす方法
- webデザイナーの年収を増やすための需要の高いスキル
- webデザイナーの需要と将来性
- webデザイナーでフリーランスか副業もすれば年収1000万も狙える
webデザイナーの年収
まずwebデザイナーの年収っていくらなのか？本当にweb関連職種の中で底辺なのか？から解説します。結論からweb関連職種の年収を並べると、
webプロデューサー かなりピンキリ 年収1000万円レベルも
webディレクター 約500万円～800万円
webエンジニア 約500万円～1000万円 スキル次第で1000万円以上も
webデザイナー 約400万円
のようになっています。この中で並べると確かにwebデザイナーの年収は底辺ですし、幅感もほぼなく上限が見えてしまっています。
30代webデザイナーの年収
ちなみに30代webデザイナーの場合は、350万円くらいが相場かと思います。手取り月収でいうと20万円前半ですね。もちろん企業規模にもよるものの、多くのwebデザイナーの年収はこのレンジにはまるかと思います。
webデザイナーの海外の年収
国内でのweb職種の年収とwebデザイナーの年収が分かったところで、結構低いな、特にwebデザイナーの年収は底辺だなと感じたかもしれません。国内の事例としては、解説どおりですがグローバルスタンダードではどうなのか？が気になると思いますので、webデザイナーのグローバルスタンダードとして国別のwebデザイナーの年収も解説しますと、下記のようになります。
北米：アメリカ750万円、カナダ600万円
欧州：イギリス400万円
オーストラリア：650万円
北米のwebデザイナーは年収が高い傾向にありますね。一方でイギリスのような欧州は日本に近い状況です。
webデザイナーの労働環境や働きやすさ
ちなみにwebデザイナーの年収が気になる人は、労働環境や働きやすさも気になると思います。筆者の知っている例でいうと、webデザイナーの労働特性上、労働集約的つまり人に手作業による部分が大きいので、タスクが重いと過重労働になりやすいです。
じゃあ、どうやって労働環境や働きやすいように出来るかというと、2つ方法があって、1つは職場レベルで労働環境の良い職場で働くこと、2つ目は労働管理している上司と仲良くすることがメインかと思います。
労働環境の良い職場選びでいうと、出来ればデザイン事務所のようなクライアントありきの職場ではなく、自社サービスを持っている正社員としてのwebデザイナーとして働ける職場がいいですね。クライアントサービスでは、どうしてもクライアントの無理難題に向き合うわねばなりませんが、これはかなり辛いです。
2つ目は、労働管理している上司やリーダーと仲良くなって、タスクの優先順位などをある程度あなたの意思をくみ取ってやってもらうような関係性を作ることですね。一緒に笑える関係性になれればベストです。
webデザイナーの年収はなぜ増えにくいのか？
ちなみにここでなぜwebデザイナーの年収が増えにくいのか考えてみましょう。そのヒントは、なぜwebプロデューサーやwebエンジニアは底辺でもなく天井がかなり高いのかを考えることです。
基本的には企業は、利益を生み出す人が欲しいです。web関連職種でいうと、その立場はwebプロデュサー、webエンジニア、webディレクターになります。そのため、この3つの職種はweb関連職種の中でもベースが高いですし、天井の年収も高いです。
一方でwebデザイナーの場合は、利益を生むかどうかでいうと生む場合もありますが、基本的に作業者として位置づけられることが多いため、ベースも底辺になりがちですし、天井も高くないです。
しかし、webデザイナーは他のweb関連職種と比較した時にある強みがあります。それはフリーランスや副業のような需要だらけということです。なぜwebデザイナーはフリーランスや副業のような働き方の需要が高いかというと、あらゆるweb系の企業でwebデザインは必須ですしサービスの根幹にも関わります。一方で、固定で社員を抱えるほど社内で仕事があふれているわけでもないです。そのため、企業としても柔軟な働き方が出来るwebデザイナーのフリーランスや副業の働き方の需要が強いのです。
webデザイナーの年収を増やす方法
では、ここでwebデザイナーの年収を一気に増やす方法を解説します。大枠の方法でいうと、キャリアチェンジする、フリーランスになる、副業を行う、になります。それぞれの違いやメリットとデメリットを解説します。
キャリアチェンジする
webデザイナーは、いくつかのweb関連職種にキャリアチェンジできます。例えば、webディレクター、webエンジニア（フロントエンド）が濃厚です。この2つのweb職種は、比較的webデザイナーより高年収ですし、ディレクション能力のあるwebデザイナーとして年収アップも狙えます。
webエンジニアの方でいうと、htmlやcssなどのコーディングができるとさらに年収がアップできます。この場合は、webエンジニアに転身してもいいですし、コーディングのできるwebデザイナーとして年収を増やすこともできますね。
また、javascriptもできるともっと年収アップが期待できます。ここまでくると、webエンジニアやフロントエンドエンジニアとして稼いだほうが早そうです。
フリーランスになる
2つ目のwebデザイナーの年収を増やす方法としては、フリーランスになる方法が挙げられます。完全フリーランスは仲介会社に中抜きがなれなくなるので、年収が爆蔵します。一方で、いつ仕事がなくなるかというリスクや不安とも隣り合わせということも事実です。
midworks
webデザイナーがフリーランスになる場合は、 midworksという会社からの登録と案件獲得がおすすめです。というのも、midworksのメリットとして、フリーランスのような自由度の高い働き方とともに、正社員のような安定性、例えば長期契約だったり福利厚生がセットでついてくる案件が多いためです。
また、midworksのマージンも低いのでかなり年収アップが期待できます。もしwebデザイナーで年収に不満があればmidworksで試しに案件相談してみてもいいかと思います。
副業を行う
3つ目は、フリーランスとまではいかなくても今の正社員としての仕事や今のwebデザイナーとしての仕事をしつつ、副業を行う方法です。副業の場合は、今の仕事も継続できますし、プラスアルファでの副収入が手に入ります。webデザイナーの副業の場合は、プロの副業ホールハートとworkshipがおすすめです。
プロの副業ホールハート
プロの副業ホールハートは、もともとは転職をメインとした人材エージェントだったのですが、副業解禁時代という流れとクライアント企業からの要望で副業案件の紹介も始めています。
ホールハートの特徴としては、在宅でできる案件もあるし、昔からのクライアントが多いので案件が豊富というメリットがあります。時給相場は2500円からなので週10時間の稼働で毎月10万円の副収入が手に入ります。
workship
もう1つは、workshipです。workshipは比較的スキルの高い人材向けの案件が多いです。その分、時給相場も高くwebデザイナーだと3000円や3500円の案件もあります。スキルが高いと言っても、経験年数として3年もあれば十分戦えるかと思います。
workshipで案件獲得できれば、それこそwebデザイナーとしての年収を底辺からかなりジャンプアップできます。ぜひWorkshipに登録して案件面談してみてください。
webデザイナーの年収を増やすための需要の高いスキル
今度は別の観点として、webデザイナーが年収アップするためにどのようなスキルがあると需要が高くなるかを解説します。現役webディレクターとしてwebデザイナーの採用面談も行っている筆者の肌感では、lp作成、バナー作成ができるwebデザイナーがフリーランスや副業での需要が高いかと思います。
lp作成
まず1つ目のlp作成ですが、ランディングページというユーザが最初に訪れる画面のことをさしています。そのlpを作成できればかなり副業やフリーランスでの需要が高まります。正社員としての需要も高まるので、普通に年収アップが期待できます。
なぜかというと、多くのweb企業で物品を販売している企業は、広告やSEOで訪れたユーザに対してwebデザインの優れたlpを提供することで成約率を高めたいからです。多くの成約が生まれれば、かなりの売り上げにつながるためlp作成の需要が高いというわけですね。
バナー作成
2つ目は、バナー作成です。バナーも先ほどと同じ理屈で、広告に使うバナーなどのデザインが優れていると、そのままクリック数が増えて売り上げにつながるので副業やフリーランスでの需要が高いです。バナー作成に関しても、webデザイナーの年収を底辺から上げていくポテンシャルがあります。
正社員としても、副業やフリーランスとしてもバナー作成は需要が高いので積極的にスキルゲットするといいと思います。
webデザイナーの需要と将来性
そろそろ解説の終わりになるので、ここで将来的なwebデザイナーの需要や将来性を解説したいと思います。webデザイナーはwebサービスやアプリを提供する企業にとってなくてはならない存在です。
また最近話題の人工知能やAIができる分野でもないので、代替されることもないでしょう。そうなった時に、今ネット広告やインターネット産業はまだまだ拡大していますから、将来的な需要もまだまだ増えるかと思います。
将来性でいうと、ポイントはどれだけスキルを身につけて副業やフリーランスのような働き方で年収をアップできるかが鍵になると思います。正社員のままでは、いつまでたっても会社の年収の上がり方に習うしかないですからね。
副業やフリーランスになれれれば、経験やスキルアップのスピードも早まるので、本業の仕事だけしているwebデザイナーよりも年収がどんどん差がつくと予想しています。実力がつけば自分だけで案件受注もできますからね。
webデザイナーでフリーランスか副業もすれば年収1000万も狙える
ということで、webデザイナーの年収は日本では400万円が相場になっています。ただし、国別では開きがあり北米が高めになっています。もし日本でwebデザイナーとして年収を上げていきたい場合は、キャリアチェンジするか、フリーランスあるいは副業を行うのが最も手っ取り早いです。
今回ご紹介した方法であれば、年収100万円程度は簡単に上がります。もしスキルもあるwebデザイナーであればもっと年収が上がるでしょう。webデザイナーで副業などで稼がないのは年収観点では、かなり損なので積極的に年収アップを狙ってほしいと思います。
